DayZ Experimental 1.29 Update3 まとめ

はじめに

11月12日に「DayZ Experimental 1.29 Update3」がリリースされました。内容をまとめています。

DayZ Experimental 1.29 Update2 まとめはこちら

DayZ Experimental 1.29 の関連記事はこちら

DayZ Experimental 1.29 Update3 ソース

DayZ Experimental 1.29 Update3 リリース日

2025年11月12日(水)

ExperimentalはXBOXとPCでリリースされます。PSにはありません。

DayZ Experimental 1.29 Update3 注目すべき変更点

プレイヤーのスポーン地点がよりランダムになるように調整された。

同じマップ上で繰り返し死亡した際、異なるエリアにスポーンしやすくなります。

現在の1.28では、スポーン地点が約6分ごとに切り替わる仕様になっていて、この間にリスポーンすると、ほぼ同じ場所から再スタートできる状況になっています。フレンドとプレイするとき合流しやすい反面、「ソロプレイヤーには不利」という声も多く、対応されることになりました。

具体的な変更内容(cfgplayerspawnpoints.xml※Chernarusマップ)

項目変更内容影響
<lifetime>240秒 → 120秒スポーン地点の切り替え周期を短縮。より頻繁にエリアが変化。
<counter>-1 → 2一定サイクルごとに再抽選を実施。ランダム性が向上。
<min_dist_player>

<max_dist_player>
50〜100m → 65〜150m他プレイヤーから離れて湧くように変更。密集を回避。
<generator_posbubbles>座標を追加・再配置
28 → 42座標
沿岸エリア全体でより広範囲にスポーン。繰り返し死亡時も別地域に出現しやすく。

Chernarusマップの場合、新規スポーン座標が28→42か所。サーバー移動時の内陸部へのスポーン座標が45→51か所に増えました。既存の座標も変更になった個所が複数あります。

体感でどのぐらい変わるか?

1.28 Stable 現在のスポーン地点。出典:izurvive.com
  • 他プレイヤーに近い位置に湧く確率は、約半分以下になります。
  • 距離感としては「これまでより1.5倍ほど離れた場所にスポーンする」感覚。
  • 実際のゲームプレイでは、以前はすぐ近くに別のフレッシュプレイヤーが見えるケースが多かったのが、今回の調整で「見えない距離に離れて湧く」ことが増えるはずです(約100〜150m間隔)。

ソロ同士であれば、海岸沿いのフレッシュ同士の小競り合いも緊張感があって楽しい場面はあります。ただ、まれに複数人と同時に遭遇してしまい、一気に囲まれてしまうこともありましたので、今回の調整でそうした状況が減るのはありがたいですね。とはいえ、あの場面も「たまたまその瞬間だけ一緒に動いただけ」という軽い協力関係が生まれた結果かもしれません。

アップデート内容(共通)

追加

  • なし

変更

  • プレイヤーのスポーン地点をよりランダムに調整

修正点

  • テクスチャが解放されていなかったため、クライアント側のパフォーマンスの問題やテクスチャの欠落が発生する可能性がありました( T195640T195610
  • 移動中の車両の位置は、車両に乗っていないキャラクターにとっては大幅に同期がずれる可能性がある。
  • 展開された基地建設オブジェクトとテントの衝突が正しくない( T195674
  • フェンスゲートを開いたり閉じたりしても Navmesh が更新されない
  • 持続汚染地域はプレイヤーが入った後にのみ見えるようになった
  • 脚の痛みのUIインジケーターが欠落していました

既知の問題

  • 一部の武器アニメーションが再生時に壊れる場合がある
  • スポーンポイントは、前回のログアウト地点からオフセットできます( T195627
  • 一部のドアの音源が誤って配置されている可能性があります( T195614
  • 前後に動かすとアニメーションの不具合が発生する可能性がある
  • 読み込み画面が明るすぎる
  • 車両から降りた後も排気煙が止まらない( T195665

DayZ Experimental 1.29 Update3 その他の技術的な変更点

その他の技術的な変更については、公式の変更ログをご覧ください。

1 COMMENT

コメントを残す

CAPTCHA