650,000人突破📊 DayZが記録更新した2025年

はじめに

Bohemia Interactiveが、2025年の取り組みを振り返る年次レポート「Bohemia Interactive 2025 in review」を公開しました。

各タイトルの進捗や記録、コミュニティの動きなどを簡潔にまとめた内容となっており、DayZをはじめとする主要プロジェクトの現在地が見えてくる内容です。本記事では、その中から特にDayZ関連を中心に整理します。

ソース

DayZ ― 記録を伸ばした2025年

DayZは、アップデート数自体は多くなかったものの、結果として大きな節目の年となりました。発表された主な数字は以下の通りです。

  • コミュニティ制作の新規MOD:38,000本
  • 公式ライブ配信:41回(過去数年比で約2.5倍)
  • PS Plus経由で初日30万人以上の新規プレイヤー
  • 全プラットフォーム合計で日間アクティブ65万人超
  • 2025年中に15,000人のチーターをBAN(累計166,000人)

12年目のタイトルとしては異例とも言える規模感で、コミュニティの継続的な広がりが数字にも表れています。

DayZ Badlandsの開発状況

2025年最大のトピックとして挙げられたのが DayZ Badlands の開発です。

舞台は乾燥した戦禍の地 Nasdara(ナスダラ)。公式マップとしては過去最大規模となる予定で、Sakhal の極寒環境とは対照的に、熱や干ばつが生存の中心課題になるとされています。

マップ専用の新規アセット開発も進められており、チーム体制も拡大。さらに、DayZでは初となる二輪車両(モーターバイク)も導入されます。

DayZ Badlands は2026年、全プラットフォーム向けにリリース予定です。

今回の発表では触れられていませんが、DayZ開発チームの増員に合わせて、Bohemiaは新社屋も建築中です。

Arma Reforger

Arma Reforgerとは?

Arma Reforger は、DayZが「生き残る」サバイバルゲームであるのに対して、「軍事作戦を遂行する」ことを中心にしたリアル志向のミリタリーゲームです。Arma 3の後継技術を用いたタイトルで、将来の Arma 4 へ向けた橋渡し的な立ち位置にあります。

Arma Reforger は、販売本数150万本を突破。

  • 総プレイ時間:9,600万時間
  • 日間アクティブ最大:約226,000人
  • 年間ユニークユーザー:約270万人

2025年には大型アップデートも実施され、ゲームモードの改修や新たなシングルプレイコンテンツの追加が行われました。

また、賞金総額10万ドル規模のMODコンテスト「Make Arma Not War 2025」も開催。世界中のクリエイターから200以上の作品が応募され、最終的に33作品がファイナリストに選出、各部門の受賞者も発表されています。

Arma 3

Arma 3とは

Arma 3 は、Bohemiaが展開するミリタリーシリーズ「Arma」の一作です。DayZがサバイバル体験を描くのに対し、Armaシリーズはリアルな軍事作戦や戦場シミュレーションを中心としたゲームです。なお、現在の スタンドアローン版DayZ は Arma 2 から生まれた MOD版DayZ が原点となっています。Arma 3 は、そのArmaシリーズの正統なナンバリング作品にあたります。

Arma 3 も依然として堅調です。

  • 約200万人のユニークユーザー
  • 総プレイ時間4,800万時間
  • 100万人以上の新規プレイヤー

発売から12年を迎えながらも、プラットフォームアップデートやCDLCの展開が継続しています。

その他タイトルの動き

  • Vigor:コンソール間クロスプレイ導入、Nintendo Switchでの最終シーズン実施
  • Cosmo Tales:新作発表、Steamでウィッシュリスト受付開始
  • Bohemia Incubator:Everwindが約100万ウィッシュリスト到達

いずれも今後の展開を見据えた動きが中心で、スタジオ全体としてポートフォリオ拡張を進めている様子がうかがえます。

まとめ

基盤を広げた一年

2025年のBohemiaは、既存タイトルの継続的な成長と、次の一手に向けた準備が並行して進んだ一年だったと言えそうです。

DayZに関しては、大型DLC Badlands の開発発表に加え、プレイヤー数やコミュニティ活動の面でも大きな節目を迎えました。派手なアップデートの回数というよりは、土台を広げ、次の展開に備える年だった印象です。

長期戦略の動き

Vigorのクロスプレイ導入や新規IPの発表、外部スタジオとの協力体制の強化など、スタジオ全体としての動きも見られました。これらは単発のニュースというより、長期的な戦略の一環と捉えることもできそうです。

遠い将来の話になりますが、コミュニティで期待の声が上がる DayZ 2 の展開を考えたとき、こうした技術基盤や体制強化の積み重ねがどこかでつながってくる可能性もあります。

2026年の Badlands 正式リリースに向けて、今後どのような続報が出てくるのか。引き続き公式発表を確認しながら動きを追っていきたいところです。

適者生存。DayZの世界観そのままに、厳しいゲーム業界の中で独自路線を歩み続けるBohemiaの今後にも注目です。

コメントを残す

コメントの使い方について

CAPTCHA